Spotifyプレイリスト#6からピックアップ
今日紹介するのは、2016年にロンドンのギルドホール音楽演劇学校で出会ったGeorgia ElleryとTaylor Skyeからなるイギリスのバンド『Jockstrap』
Georgia Elleryはエルトン・ジョンやポール・サイモンにインスパイアされたバラードを書き、Skyeはそれを含め歪んだプロダクションで表現しています。
また、Elleryは2018年にイギリスで結成されたロックバンドBlack Country, New Road(ブラック・カントリー・ニューロード)の一員でもあります。
ピックアップした曲は、Warpに移籍して一曲目のシングル『Acid』です。
~ここで二人の生い立ちを紹介します~
(Pitchforkから一部を抜粋)
SkyeもElleryも、都会から遠く離れた場所で育ちました。
音楽療法士である母親の勧めで5歳からバイオリンを習い、チャイコフスキーやブラームスといったロマンティックな作曲家に憧れた青春時代があります。
14歳のとき、ハウスミュージックに目覚め、週末になるとコーニッシュの “バーンレイヴ “に通うようになり、状況は一転します。
スカイの両親も、ロンドンのウェストエンドでミュージカル劇場の俳優として働いていた時に出会い、幼い頃から音楽に親しむよう勧めてくれたそうです。舞台をやめて教師になった一家は、スカイが10歳ごろにイースト・ミッドランズのマーケットタウンに引っ越しました。あるとき試験でピアノを弾いていましたが緊張して動けなくなったそうです。
”他人の音楽を演奏するのは本当に怖い”
10代の頃、父親からLogicが入ったラップトップをプレゼントされたSkyeは、スクリレックスやフラックス・パビリオンなど、お気に入りのビッグルーム系EDMプロデューサーのトラックを再現し始めました。”フィリップ・グラスのような曲もあった “と彼は最初の作曲を振り返ります。”でも、ダブステップのようなスタイルだった”そうです。
二人は18歳でロンドンに移住し、ここから世界が広がっていきます。
故郷の田舎町で低俗で窮屈な思いをしていたSkyeは、ロンドンに来て最初の週に、お気に入りのエレクトロニック・アーティスト、ラスティ、プラスティシャン、スクリーム、ベンガが、みんなすぐそばで演奏していることに気づきます。Elleryとは作曲のクラスが同じで、Facebookでジェイムス・ブレイクのライブを見たことや、Elleryが彼の作品を聴いていることを知り、次第に互いの存在を知るようになりました。地下室で初めて会った後、Elleryは個人的に制作したデモ音源をSkyeに送り、意見を求めるようになったそうです。Skyeは、Elleryの曲のサウンドについて、まったく異なる考えを持つことが多く、二人はその行き違いが生み出す不協和音を気に入っていました。
Acidはノイズとクラシックのコントラストがダークながらも、その中にある決して壊れない永遠の愛、頂点に達するための死を感じさせる1曲になっています。
私的、jockstrapで一番好きなアルバムを挙げるとしたらWet/Joyの曲が入ってるLove Is the Key to the City のEPです。
(この曲を聴いてた時、私 熱にうなされていた時で、夢の中のふわふわした感じと現実で感じることが出来る痛気持ちよさみたいなものを足して2で割ったBADな感じが余計に強調されて最高に好き)
o y a s u m i ♡