今日紹介するのは、ロサンゼルスのアーティスト『Rozie Ramati』___
スペイシーで夢のようなトラック「Drown in the Clouds of Dew」について書きます。
この曲は、シンガー・ソングライターである彼女が今年発表した3曲目で、2021年のデビュー・シングル “Records We Played “以来、彼女のサウンドの幽玄な進化を象徴しており____
彼女の成層圏に舞い上がるような軽快なヴォーカルにふさわしい、狂おしいまでのエレクトロニカに彩られたラマティの最新作は、間もなくリリースされる待望のデビュー・アルバムのプレビューとなります。
Drown in the Clouds of Dew “は、まさにそのタイトルが示すように、高尚なインストゥルメンタルとゴッサムのようなヴォーカルが織り成す空気の井戸の中へと誘い_このトラックは、プロデュースの「SEGA BODEGAGA」がラマティに送ったこのビートから生まれました。
これまでのリリースと同様、メロディーは、彼女の浮き立つような叫び声ときらめく弦のように絡み合い、より魅力的なものとなっています。
もともと、ラマティの音楽のきっかけはウクレレ。
切実なバックビートに後押しされ、この曲は宙に浮いたような無重力感を保ち、ラマティのトリリングから湧き出る優しい親密さと青々とした感情に包まれていて___
この曲の陶酔的なメロディーは、この曲が生まれるきっかけとなったセレンディピティな出来事にちなんでいるそうで、そもそも、ラマティがセガ・ボデガと知り合ったのは偶然だったのだそうです。
しかし、それが音楽天国での出会いであったことは明らかでしょう。
魅惑的な “Grapevines “から繰り広げられる魔法にかけられたような不思議さ__
また、90年代のポップ・リズムを思わせるバラード “Origami “では、彼女のヴォーカルの才能に畏敬の念を抱かせるような、耳障りなヴォーカルの跳躍が聴く者を魅了します__
Goodnight